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日立物流/新サービス「SSCV-Smart」、10月1日より提供開始

2020年10月19日/IT・機器

日立物流は10月19日、輸送デジタルプラットフォーム「SSCV(Smart & Safety Connected Vehicle)〜スマート安全運行管理システム〜」(SSCV)のソリューションである「SSCV-Smart」の提供を、10月1日付より開始したと発表した。

<SSCVとは>
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<SSCV-Smart 基本機能>
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SSCV-Smartは、ドライバー不足や労働環境の整備、煩雑な帳票類の管理といった輸送会社が抱える課題の解決をめざして、これまでアナログの対応が中心であった見積・受発注管理、配車・運行管理業務、請求管理等をデジタル化し、基本機能としてSaaSにて提供する。

また、SSCVを構成するその他2つのソリューション「SSCV-Safety(安全管理)」、「SSCV-Vehicle(車両管理)」との連携や、さまざまなパートナー企業との協創によって、輸送事業者の業務効率化、コンプライアンス強化、コスト削減をサポートするとともに、労務管理、金融サービス、バース予約等への機能拡張や利便性向上を実現し、利用価値を高めていくとしている。

協創の第一弾として、富士通交通・道路データサービスが開発・提供する約21万台の商用車ビッグデータを活用した適正運行ルート策定支援サービス「ToXYZ」と連携、トラックが確実に通行できるルート検索と時間信頼性の高い所用時間見積により適正な余裕時間を設定し、休憩・休息など厚生労働省が示す「自動車運転者の労働時間等の改善の基準(改善基準告示)」の内容に則った運行計画を自動で生成し、運行指示書を発行するサービスを開始した。

<『LOGISTEED』ビジネスモデル>
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なお、日立物流グループは、ロジスティクスを超えてビジネスを新しい領域に導いていく意思を込めたビジネスコンセプト『LOGISTEED』のもと、「スマートウエアハウス」「輸送デジタルプラットフォーム」「デジタル事業基盤」などの新たなビジネスモデル創出に取り組んでおり、ECプラットフォームセンターの開設やサプライチェーン最適化ソリューションであるSCDOSのサービスラインナップ化など、積極的な事業化を進めている。

■SSCV-Smart概要
名称:SSCV-Smart(エスエスシーブイ スマート)
サービス提供形態:SaaS(Software as a service)
基本提供機能:SSCV連携(SSCV-Safety、SSCV-Vehicle)
外部サービス連携(求車・求貨、バース予約、労務管理、会計サービス、
金融サービス、共同調達、人材支援等)
サービス開始日:2020年10月1日 

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