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Hacobu/動態管理サービスにドライバー稼働実態分析機能を実装

2024年02月02日/IT・機器

Hacobuは2月2日、動態管理サービス「MOVO Fleet(ムーボ・フリート)」に、車両ごとの稼働実態を簡単に確認できる機能を実装したと発表した。

<ドライバー稼働実態分析機能(イメージ)>
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同機能は、車両ごとの走行時間・停留時間などを一目で把握できるのが特徴。

走行時間・停留時間・配送地点での滞在時間(着荷時間)と、それを合わせたドライバーの拘束時間を一覧で表示し、拘束時間の超過有無や適切に休憩が取れているかなどを一目で確認することができる。

また、拘束時間の帯にカーソルをあわせると、一運行内の稼働状況が確認できる。ドライバーの手入力によるデータではなく、GPSによる位置情報をもとにしているため、客観的なデータに基づいた分析を実現する。

<車両の走行履歴にもアクセスできる>
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さらに、連続運転時間が長い、着荷時間が長いなど、問題がありそうな場合には、ワンクリックで対象車両の走行履歴にアクセスし、問題の原因を探ることもできる。どこの区間で長時間運転が発生しているのか等を把握し、改善アクションに繋げることも可能だ。

昨年7月の「トラックGメン」創設や、2024年4月の「改善基準告示」改正の影響もあり、運送会社だけでなく荷主企業や元請企業も、ドライバーの労働時間管理を行う必要性に迫られている。そうした社会情勢を受けて、ドライバーの運転時間・拘束時間の把握に役立てもらうための機能として開発した。

同機能はまずβ版としてリリースし、利用者に活用してもらいながらフィードバックをもとに改善し、ドライバーの長時間労働改善に貢献していくとしている。

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