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JR貨物/11月のコンテナ貨物輸送量9.8%減

2020年12月09日/調査・統計

日本貨物鉄道(JR貨物)が12月9日に発表した11月の輸送動向によると、コンテナ貨物の輸送実績は168万6000トン(前年同月比9.8%減)、車扱が71万8000トン(5.9%減)となった。

コンテナ・車扱の合計は、240万4000トン(8.7%減)。

コンテナは、新型コロナウイルス感染症による経済活動の低迷、曜日配列の影響もあり、エコ関連物資を除く全ての品目で前年を下回った。食料工業品は、外食産業向けビール類や飲料等が減送となった。紙・パルプは、販売不振に伴う減産で大幅減となったほか、化学工業品・化学薬品は、製紙用の樹脂やタイヤ原料等の低迷が続き、前年を下回った。

また、農産品・青果物は特に東北及び新潟産の民間流通米が、販売不振のために低調に推移している。

一方、エコ関連物資は、焼却灰等の輸送が順調で前年を上回った。

車扱は、気温の低下により重油が堅調に推移するも、ガソリン需要の低迷が続き、前年を下回った。

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