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NTTロジスコ/広域停電発生を想定した危機管理演習を実施

2020年12月11日/3PL・物流企業

NTTロジスコは11月26日、首都圏エリアを震源とする地震により沿岸部で広域停電発生を想定した危機管理演習を実施した。

NTTロジスコは、自家発電設備、燃油備蓄、情報システムのバックアップなど、通信インフラを担うNTTグループの一員として様々なBCP対策を講じている。

今回の演習では、新型コロナウイルス感染拡大に伴う従業員の勤務形態の変化に合わせた災害発生時の情報伝達や事業継続を確保する上での課題を検証した。

演習での想定地震は首都圏で最大震度5、想定被害は沿岸部(東京、神奈川、千葉)で30時間にわたり停電が発生したというもの。

演習概要は「在宅勤務者が多い中での災害対策本部運営体制の確認」「平和島本社ビル非常用電源の燃料が枯渇した場合を想定した代替本部(高槻物流センター)の切り替え手順および情報共有方法の確認」「平和島本社ビル災害対策設備仕様に基づいた運用確認」「安否確認システムを用いた従業員の安否確認」。

今後の課題として、在宅勤務環境下での迅速かつ正確な情報の取りまとめおよび共有方法の確立を挙げている。そして、演習において明確となった課題を解決するとともに、「災害に強い物流会社」として事業継続性のさらなる強化に努めていくとしている。

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