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三菱造船など国内造船各社/次世代環境船開発の新組織に参画

2020年12月11日/SCM・経営

三菱造船やジャパン マリンユナイテッドなどの国内造船業各社は12月10日、最先端船舶の企画組織「次世代環境船舶開発センター」への参画を表明した。

「次世代環境船舶開発センター」では、日本の造船設計技術を集約して中長期的な環境規制の強化に対応した高度な環境性能技術の開発を行い、次世代環境船の商品化を推進することで日本造船業の発展に貢献することを目標にしている。

三菱造船やジャパン マリンユナイテッドなど国内造船会社9社と、日本海事協会が会員として参加を予定。今後はセンターの趣旨に賛同する国内の舶用関連企業や船社、商社などからも参加を募っていく。

当面の活動としては、海事問題に関する国際協力を促進するための国連の専門機関である国際海事機関(IMO)の中長期目標達成に向け、日本造船業として次世代の温室効果ガス(GHG)排出削減船について具体的な提案を作成することを目指す。

■次世代環境船舶開発センターの概要
設立:2020年10月27日
所在地:東京都港区浜松町1-28-2
主要事業:高度な環境性能船の開発、商品化に係る各種調査および研究開発
会員企業・組織:今治造船、大島造船所、尾道造船、サノヤス造船、ジャパン マリンユナイテッド、新来島どっく、住友重機械マリンエンジニアリング、名村造船所、日本海事協会、三菱造船(50音順。参加予定を含む)

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