レンゴーは12月23日、タイの合弁会社であるタイ・コンテナーズ・グループ社(TCG社)は、ベトナムのホーチミン近郊に位置する段ボール・紙器メーカーであるビエンホア・パッケージング社の株式の94.11%を、子会社のTCGソリューションズ社を通じて取得したと発表した。
ビエンホア・パッケージング社は、ホーチミン近郊に段ボール工場を2拠点、紙器工場を1拠点有し、ホーチミン証券取引所に上場する有力メーカー。
レンゴーグループはベトナムで、TCG社を通じ、2010年2月に段ボールメーカーのニューアジア・インダストリー社を買収して以降、拠点の拡充を続けており、今回の株式取得により、段ボール工場6拠点、紙器工場2拠点の体制となる。
同国をはじめ東南アジアでの事業は、ゼネラル・パッケージング・インダストリー(GPI)を掲げ、グローバルな事業展開を目指す同社グループの重要な戦略と位置付けており、今後とも一層の充実を推進していくとしている。
■概要
名称:ビエンホア・パッケージング社
(Bien Hoa Packaging Joint Stock Company)
住所:Duong so 7, Khu cong nghiep Bien Hoa 1, Phuong An Binh,
Thanh pho Bien Hoa, Tinh Dong Nai, Vietnam
株主:TCGソリューションズ社 94.11%
その他一般株主 5.89%
事業内容:段ボールおよび紙器の製造・販売
丸運/ベトナムの梱包専門会社と株式譲渡契約等締結で事業拡大へ