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鴻池運輸/4~12月の売上高7.3%減、営業利益60.4%減

2021年02月12日/決算

鴻池運輸が2月12日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高2196億2500万円(前年同期比7.3%減)、営業利益36億8100万円(60.4%減)、経常利益79億6900万円(16.8%減)、親会社に帰属する当期利益49億5000万円(21.1%減)となった。

複合ソリューション事業は、コロナの影響継続による世界的な航空便数減少により、空港関連分野でのチェックインカウンター業務やグランドハンドリング業務等が大幅に減少した。また、鉄鋼関連分野での減産や高炉バンキング(一時的な休止)により構内請負業務が減少し、売上高は1454億5900万円(11.4%減)となった。

コスト面では、空港関連・鉄鋼関連を中心とした人財のグループ内での活用(当第3四半期累計延べ実績:2万9021名)取組みを推進した。食品関連分野を中心に巣ごもり需要による増加はあったが、空港関連・鉄鋼関連・外食等の減少幅が大きく、43億1200万円(60.6%減)だった。

国内物流事業は、コロナの影響継続による店舗の臨時休業やイベントの中止など経済活動の停滞に伴い物流取扱量が減少した。また、大型テーマパーク休園や入園制限による関連業務減少等により、売上高は336億2300万円(8.1%減)となった。利益についても、物流取扱量の減少等により、20億5600万円(9.7%減)となった。

国際物流事業は、コロナの影響による航空便数減少に伴う航空貨物運賃の上昇やマスク等医療関連商品の取扱量増加等により、売上高は405億4200万円(12.3%増)となった。利益についても、増収効果により、15億2000万円(127.7%増)だった。

通期は、売上高2890億円(7.0%減)、営業利益27億円(72.1%減)、経常利益70億円(26.8%減)、親会社に帰属する当期利益37億円(19.5%減)を見込んでいる。

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