デンソーとヤマト運輸は2月25日、小型モバイル冷凍機「D-mobico(ディー・モビコ)」を連携して開発したと発表した。
「D-mobico」は、小型・軽量で持ち運び可能。使用用途や荷量に応じて組み合わせる断熱箱の形状や寸法を選択可能で、さまざまな配送に柔軟に対応できる。
また、モバイルバッテリーで駆動するため配送車のエンジンに負荷をかけず、ドライアイスも使用しないことから、走行中の燃費向上やCO2排出低減に寄与。今後の配送車両のEV化にも貢献する。
デンソーは「D-mobico」を製品化し、デンソーソリューションを通じて今夏から販売する予定。
また、ヤマト運輸は2月から配送車両への導入を開始。ECの拡大で増加している食品や医薬品など温度管理が必要な配送のニーズ応えるとともに、ドライアイスを使用しない環境にやさしい配送を実現する。
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