ZMPは3月11日、無人フォークリフト「CarriRo Fork」の遠隔操作機能「ForkTalk(フォークトーク)」の提供を開始したと発表した。
無人フォークリフトは、導入後も複雑なプログラムや設定などで現場での作業者の育成や操作が困難、また突発的なトラブル時も原因や対策がわからず、その場で解決が難しい、という課題があった。
そこで、CarriRo Forkへの操作指示の方法として、誰でもすぐに操作できるよう、シンプルかつ簡単に遠隔操作が可能な機能を搭載した。
新機能では、タブレットのタッチ操作で遠隔から簡単にコース設定や走行停止・再開、また、搬送シナリオの実行が可能。遠隔から状況把握と対処方法の確認を行うことができるため、万が一のトラブル時にも現場でスピーディな復旧が可能となる。
将来的には、ForkTalkを経由してCarriRoForkやForkTalkのソフトウェアをアップデートすることや、日常点検のサポート機能を搭載する予定。