日本通運は4月28日、同社の単独株式移転によって、持株会社「NIPPON EXPRESS ホールディングス」を2022年1月4日付で設立すると発表した。
6月29日に株式移転を承認するための定時株主総会を開催する。
日本通運は、「日通グループ経営計画 2023~非連続な成長“Dynamic Growth”~」で掲げた長期ビジョン「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」の実現に向けて、企業グループとしての価値の最大化を目指す観点から、グループ本社機能の再構築について検討。
2021年1月29日には「単独株式移転による純粋持株会社体制への移行に関する準備開始のお知らせ」を発表しており、グループ経営戦略機能と事業推進機能を分離する持株会社体制への移行が最適と判断した。
持株会社体制への移行によって、グループ経営の強化、海外事業の更なる拡大を実現するグローバルガバナンス体制の強化、グループ経営管理体制の高度化を実現する。
持株会社体制への移行後は、日本通運が日本国内のロジスティクス事業と、日本起点のグローバル事業を牽引。海外ロジスティクス事業は、海外各地域統括会社が、グローバル本社機能を有する持株会社と連携しながら牽引する。
NXHD/「NXグループ統合報告書 2024」等ウェブサイトに公開