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栗林商船/3月期の売上高9.8%減、営業損失4100万円

2021年05月14日/決算

栗林商船が5月14日に発表した2021年3月期決算によると、売上高414億9800万円(前年同期比9.8%減)、営業損失4100万円(前期は4億3700万円の利益)、経常利益3億500万円(55.4%減)、親会社に帰属する当期純利益6億7000万円(55.8%増)となった。

海運事業は、売上高402億4900万円(7.4%減)、営業利益2億5600万円(26.2%増)だった。

新型コロナウイルス感染症が流行した直後の落ち込みからは徐々に回復し、北海道定期航路では一般雑貨は持ち直してきているものの、主要貨物である紙製品の輸送需要の減少が大きく、スポット貨物も伸び悩んだ。

燃料費は前年に比べ廉価に推移し、コスト削減効果も寄与したが、貨物輸送量は前年を下回り、減収・減益となった。近海航路は、市況が回復傾向にあり、三国間定期航路も堅調に推移したことで増益だった。

次期は、売上高440億円(6.0%増)、営業利益2億円、経常利益5億円(63.8%増)、親会社に帰属する当期純利益2億円(70.2%減)を見込んでいる。

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