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シーネット/秋田物流センターで食品物流システムを短期構築

2021年05月18日/IT・機器

シーネットは5月18日、秋田物流センターに、流通用倉庫管理システム ci.Himalayas/X(シーアイヒマラヤ クロス)を導入し、稼働後半年経過した効果を取材した事例を公開した。

<秋田物流センター>
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ci.Himalayas/X の導入事例の公開は、今回が初となる。

秋田物流センターは、3温度帯に対応した倉庫を保有し、受発注管理・在庫管理・流通加工・輸配送までワンストップで提供している。主に扱う商品は、食品や日用品。

今回、新荷主との取引を開始するにあたり、SKU増加に耐えうる業務体制を整えるべく、WMSを導入することを決定。本稼働まで約半年という短い期間で、ロケーション管理や正確な棚卸業務はもちろん、厳格な賞味期限管理やTC機能を備えたシステムの構築を目指した。

これに対し、シーネットは、食品流通業向けの機能を多数搭載した WMS「ci.Himalayas/X」を提案。要件定義にかける時間も少なく、カスタマイズを最小限に抑えることができるため、短期間で食品物流にあったシステムの短期構築を実現した。

システム導入前には、「新しい取引で SKU が増加するため、適切なロケーション管理と正確な在庫管理を行い効率よく作業をしたい」「新荷主との取引に間に合うように、必要な機能がそろったWMSを短期導入したい」「複数荷主・TC/DC・3 温度帯・賞味期限管理などの、業務に合ったシステムを構築したい」の課題があった。

導入後、「ロケーション管理と在庫管理の徹底で、作業精度が向上・ミスが軽減した」「SKUが2倍になっても以前より作業も管理も楽になり、業務効率化ができた」「在庫のリアルタイム確認と厳格な賞味期限管理ができることで、荷主に安心・満足してもらえる環境を構築できた」としている。

■事例
https://www.cross-docking.com/case/abc-butsuryu/?utm_source=newsrelease&utm_medium=email&utm_campaign=20210518

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