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OKI/埼玉県本庄市にDXを実現するスマート工場着工

2021年06月07日/生産

OKIは6月7日、この2月に新設を発表した埼玉県本庄市のOKI本庄地区で工場を着工したと発表した。

<完成予想図>
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新工場は2022年4月に竣工し、同年5月からOKIのソリューションコンセプトであるManufacturing DX(マニュファクチャリング・デジタルトランスフォーメーション)を実現するスマート工場として本格稼働を開始する予定。

新工場は、「中期経営計画2022」に掲げた「モノづくり基盤強化」の一環として建設するもので、脱炭素に配慮した、生産施設として日本初のネット・ゼロ・エネルギー・ビル(「ZEB」)を目指している。さらには、設計・施工主の大成建設が定義する工場のエネルギー評価基準であるネット・ゼロ・エナジーファクトリー(ZEF)の第一号プロジェクトとしても注目されている。

OKIは2020年12月にローカル5Gの実験試験局を開設し、製造現場におけるAIを用いた省力化・自動化の実証実験を行うなど、Manufacturing DXの活用環境整備を進める本庄地区において、顧客のニーズの変化・技術の進化に応え続けられるフレキシブルなスマート工場を実現し、モノづくり基盤強化のフラグシップ工場として運営していくとしている。

■新工場の概要
名称:OKI本庄工場 7期棟(仮称)
建設地:OKI本庄地区(埼玉県本庄市小島南)
延床面積:約1万9000m2
階数:地上2階建て 全面免震構造の鉄骨造
投資額:約60億円
着工時期:2021年5月
竣工時期:2022年3月

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