沖電気工業(OKI)と船井総研ロジは7月24日、物流分野でのシステム開発について業務提携契約を締結した。
<物流分野における事業参入ステップの活動状況と業務提携による狙い>
両社は、物流輸送量能力の低下やドライバー不足に対し、DX投資が難しい中小物流会社の課題解決を目指すことに合意した。
業務提携を通じて中小物流会社や荷主企業のほか、国内に類似した課題を持つ海外市場に対し、会社ごとに異なる多様な業務内容にも柔軟に対応できる機能を特徴とした地域物流を支えるプラットフォームの開発・提供を目指す。
物流2024年問題にも対応した輸送管理システム(TMS)のほか、倉庫管理システム(WMS)や受注管理システム(OMS)などを必要に応じて利用できるサービスを提供する。
開発・提供を目指しているプラットフォームは、中小物流会社からの参画を予定しており、プラットフォームに参画する中小物流会社と共同配送を実現できる荷主企業向けのサービスを提供する。
また、OKIのロケーション・在庫管理システム「SHO-XYZ」を始めとした倉庫管理システムや、輸送管理システムなどをグローバル展開に向けて強化する。