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APT/海外製マテハンの研究開発拠点名称「KocoLabo」に

2021年07月01日/IT・機器

APTは7月1日、人出不足や持続可能性など物流業界の解決に向けて、海外製の自動倉庫システムやマテハン機器の国内最適化に向けた研究開発拠点の名称を「KocoLabo(ココラボ)〜ココロをつなぐSolution〜」に決定したと発表した。

「KocoLabo(ココラボ)」という名称には、同社の研究開発拠点を、「心(KOKORO)」のこもった、人や物への想いを込めた「研究所(Laboratory)」にしたい。そして、”研究所=真面目で身近ではない存在”というイメージを変えて、人に寄り添い、もっと身近で楽しくワクワクする空間にしたい、という想いを込めている。

同社がコンセプトとして掲げる「TUNAGERU Integration(ツナゲルインテグレーション)」の真髄でもある、人×機械、機械×機械、企業×企業、様々な「Collaboration(コラボレーション)」を促進する場所を目指して事業を推進していく。

なお、物流業界では労働人口の減少に加え、コロナ禍におけるネットショッピングの増加などを受け、人手不足が大きな課題となっている。多くの物流企業では業務効率化や生産性向上、コスト削減などの対策を強化する一方で、すでに人手不足に直面し、事業の持続可能性が課題となる企業も少なくない。

この新たに開設する「KocoLabo」では、物流業界の課題解決に向けて、成長著しい海外メーカーのハードウェア機器を中心に国内最適化に向けた研究開発を進めていく。APTの強みである物流システムエンジニアリングや自動倉庫システムのリニューアルなどのノウハウを活用し、国内の事業者が安心して利用できる低価格でも高機能な独自ソリューションの開発を目指し、施設は2021年夏頃の開設を予定している。

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