LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





TOYOROBO/SIG ServiceとWMS・WCS・WESの共同開発に向け業務提携

2025年09月04日/IT・機器

TOYOROBOは8月14日付けで、越境ECと倉庫自動化システムを主力事業とするSIG Serviceと業務提携契約を締結したと発表した。

<両社のロゴマーク>
20250904toyorobo01 710x111 - TOYOROBO/SIG ServiceとWMS・WCS・WESの共同開発に向け業務提携

提携は、倉庫管理システム(WMS)、倉庫制御システム(WCS)、倉庫実行システム(WES)の統合ソフトウェアの共同開発に向けたもの。

昨今の物流業界では、EC拡大や多品種少量化により、在庫・搬送・実行の各システムが分断されやすく、導入・運用の複雑性が増している。そこで両社は、実機連携と業務要件を両立させる設計思想のもと、現場での立上げ期間短縮、ピーク波動への俊敏対応、既設資産の活用を支える基盤の実現を目指す。

なお、2026年の第一四半期にはソフトウェアのクローズドベータテストを開始、2026年下期には一般提供を計画している。

TOYOROBOの新井守社長は、「物流現場の課題は“個別最適の積み上げ”にある。私たちは標準化された統合基盤により、複数拠点・複数ベンダーの展開を計画通りに進められる体制を提供していく。SIG Serviceとの連携で、要件定義から導入・運用までを一気通貫で支援し、ビジネスのスピードに合った意思決定を支えていく」と述べた。

HEROZ/APTと業務提携、倉庫システムのAI導入で最適化目指す

関連記事

提携に関する最新ニュース

一覧を見る

WMSに関する最新ニュース

一覧を見る

WESに関する最新ニュース

一覧を見る

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース