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エスライン/4~6月の売上高3.8%増、営業利益209.3%増

2021年08月06日/決算

エスラインが8月6日に発表した2022年3月期第1四半期決算によると、売上高120億5500万円(前年同期比3.8%増)、営業利益3億4300万円(209.3%増)、経常利益3億9200万円(153.0%増)、親会社に帰属する当期利益2億7700万円(161.3%増)となった。

物流関連事業の売上高は118億6200万円(3.8%増)、営業利益は4億3100万円(132.9%増)となり、大幅な増益となった。

トラックによる企業間輸送を主とする輸送サービス部門では、新型コロナウイルス感染症拡大による1回目の緊急事態宣言が発出され、経済活動が大幅に制限された先期に比較して、当期も影響は依然としてあるものの、経済活動に回復傾向が見られた。一方、コロナ禍における対応策として輸送業務の内製化を進めたこともあり、主力事業である特別積み合せ貨物運送事業の貨物輸送量は、期待していたほどは伸びなかったものの増加したことで、増収となった。

商品保管や物流加工を行う物流サービス部門では、先期は休業時期があった大手流通グループが営業を再開したことに伴い、専門店向けの加工業務が増加した。また、コロナ禍における外出規制の影響で、引き続き巣篭もり消費が増加したことにより、菓子卸問屋や日用雑貨品の保管・加工業務が好調を維持した。さらに、先期に開設したスリーエス物流の第3物流センター、エスライン郡上の大和倉庫の保管・加工業務も増収に寄与し、物流サービス部門全体では増収となった。

通期は、売上高500億円(4.6%増)、営業利益17億5000万円(16.4%増)、経常利益18億3000万円(12.3%増)、親会社に帰属する当期利益11億5000万円(18.4%増)を見込んでいる。

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