茨城乳配は9月8日、同社8拠点目のDCとなる新センター「千葉北チルドセンター」を9月9日に開設すると発表した。
＜千葉北チルドセンターの内部＞
このセンターの開設は、既存顧客である大手食品メーカーが、工場再編により、首都圏の物流を再構築する必要があったことによる。
開設にあたっては、輸配送効率の最適化と円滑な需給体制の確保に加え、2024年の時間外労働の上限規制960時間の適用に向けてコンプライアンス重視の配送体制の構築をテーマとした。
具体的には、在庫商品と当日生産商品を組み合わせながら、湾岸エリアの量販店センター向けに、輸配送スピードの向上と物流コストの適正化、出荷精度の向上を目指す。さらに、非効率になりがちな房総半島エリアへの出荷拠点機能を併設し、利便性の高い輸配送サービスの提供と生産性の向上を目的としている。
■新センター概要
名称：千葉北チルドセンター
所在地：千葉県千葉市稲毛区山王町345番１
スペック：温度帯：チルド0～5℃
床面積：400坪
目的：大手食品メーカー専用 量販店向けDC（ディストリビューションセンター）
開設日：2021年9月9日
