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伊藤忠商事/物流倉庫等の屋上太陽光発電をネットワーク化

2021年11月16日/SCM・経営

伊藤忠商事は11月16日、出資先であるアイ・グリッド・ソリューションズの第三者割当増資を新たに引き受け、同社を伊藤忠商事の持分法適用会社とすることを決定したと発表した。

今後は、同社を次世代電力分野の中核事業パートナーとして、脱炭素社会実現に向けて再生可能エネルギーを活用した分散電源の導入と、需給一体型のエネルギープラットフォーム事業を協同で推進していく。

伊藤忠商事は出資先でありアイ・グリッド・ソリューションズの子会社であるVPP Japanを通じて、物流倉庫やスーパーマーケット等の屋根スペースを活用したオンサイト型太陽光発電所を全国265施設(約5万4000kW)で稼働させている。

今回、アイ・グリッド・ソリューションズの持分法適用化によって関係を強化し、同社の強みである電力ビッグデータの解析とエネルギーマネジメント技術を用いて、太陽光、蓄電池、EV充電器等の機器を統合制御し、伊藤忠商事や他社の分散型太陽光発電所をネットワーク化することで、再エネの地域循環を促進する次世代型エネルギープラットフォームサービスの提供を開始する。

■アイ・グリッド・ソリューションズ 会社概要
設立:2004年2月
所在地:東京都千代田区麹町3-7-4 秩父屋ビル3階
従業員:100名

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