東急不動産は8月1日、PPA事業と電力小売り事業を手がけるアイ・グリッド・ソリューションズへ資本参加したと発表した。
東急不動産は「ReENE(リエネ)」という事業ブランドで再エネ事業を展開。物流施設「LOGI’Q」シリーズでは屋上への太陽光パネルを設置し、テナント企業へ再エネ電力を供給している。
このたび、再エネ発電所の開発力を強化するため、アイ・グリッド・ソリューションズへの資本参加を決定。7月28日付で同社の優先株式の一部を取得した。
東急不動産は2023年6月末時点で太陽光・風力・バイオマス発電所を87事業(開発中も含む)展開しており、総発電能力は原子力発電所1基分を超える規模となっている。同社では需要が高まる再エネ発電所を今後もさらに全国で開発していく方針で、今回の資本参加を通じて、アイ・グリッド・ソリューションズが持つ経営資源を組み合わせることで再エネ発電所の開発力を強化し、スピード感を持った再エネ事業の領域拡大と、脱炭素社会への貢献を目指していくとしている。
■アイ・グリッド・ソリューションズの概要
設立:2004年2月
本社所在地:東京都千代田区麹町3-7-4 秩父屋ビル3階
資本金:65億3000万円(2023年7月末日時点)※資本剰余金含む
事業内容:GXソリューション事業、エネルギーマネジメント事業、家庭向け電力供給事業、法人向け電力供給事業
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