東急バスは12月14日、横浜市青葉区内を運行する路線バスを活用して、沿線で製造された食品を販売店舗まで輸送する貨客混載事業の実証実験に取り組むと発表した。
期間は12月16日から2022年3月31日までの間。
青葉区内で製造された食品を同社路線バス(た41:たまプラーザ駅~虹が丘営業所)を活用して、たまプラーザ駅まで輸送。同駅近くの販売店舗で販売するもの。
これにより、コロナ禍で利用が減少している路線バスの新たな収入源を生み出すことができ、輸送を委託する側にも事故等のリスクも含めた輸送に係る負担を軽減させることができる。
東急バスでは、今回の実証実験の結果を踏まえ、今後も同様の貨客混載事業に取り組み、新たなる収入源を確保すると共に、環境負荷低減に向けた取り組みの一環として、総交通量削減による二酸化炭素排出量削減を目指し、サステナブルな美しい社会づくりに貢献していくとしている。
■貨客混載事業概要
実験期間:2021年12月16日~2022年3月31日
対象路線・便:た41系統(たまプラーザ駅~虹が丘営業所)・保木発たまプラーザ駅行