日本電解は12月15日、米国子会社が米国サウスカロライナ州に新工場を建設すると発表した。
米国市場向け車載電池用銅箔製品の供給能力を増強するため、米国子会社が所有する工場用地内において新工場を建設する。
米国子会社では目下、既存設備の改造による車載電池用銅箔製造を準備しており、2022年度中には米国で初となる車載電池用銅箔を量産開始予定。
今回の新工場は、この既存設備改造とあわせて、米国市場向けの製品供給体制を増強する。
なお、この新工場で生産する製品は、米国内の大手電池メーカーに供給予定。
■新工場の概要
所在地： 米国サウスカロライナ州 カムデン（既存工場に隣接）
設備投資額： 約 1.4 億 US ドル（約150億円）
生産品種／生産能力： 車載電池用銅箔／年産約 9000トン
工期： 2022 年春着工～2023 年夏竣工
