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海上コンテナ輸送量/アジア発米国向けが通年2000万TEU越え

2022年01月11日/調査・統計

デカルト・データマインは1月11日、アジア発米国向け(往航)12月分と米国発アジア向け(復航)11月分のコンテナ輸送量実績データを発表した。

<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較 2021年12月>
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それによると、2021年12月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航)は18か月連続プラスの169万9819TEU(前年同月比0.9%増)となった。また、2021年(1~12月)の累計実績は19.5%増の2051万2331TEUと初めて2000万TEUを越え、2004年統計開始以来の過去最多を記録した。

<国・地域ごとのコンテナ輸送量>
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国・地域ごとの輸送量は、1位が中国発(シェア61.8%)で前年同月比1.9%増、2位が韓国発(シェア9.4%)で14.4%減、3位がベトナム発(シェア6.7%)で6.3%減と続いた。日本発(シェア1.4%)は10位で37.0%減となった。

<コンテナ輸送量の上位品目>
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品目ごとの輸送量は、1位が家具類(シェア18.5%)で前年同月比1.3%増、2位が機械類(シェア10.0%)で18.0%増、3位が電子電機(シェア8.3%)で5.6%増となった。

<米国発アジア10か国・地域向けコンテナ輸送 月次トレンド比較 2021年11月>
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一方、米国発アジア主要10か国・地域向け(復航)の11月分は43万2329TEU(20.2%減)となった。

<国・地域ごとのコンテナ輸送量>
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国・地域ごとの輸送量は、1位が中国(シェア31.0%)で前年同月比17.5%減、2位が日本(シェア11.8%)で15.4%減、3位が韓国(シェア11.0%)で12.6%減と続いた。

<コンテナ輸送量の上位品目>
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品目ごとの輸送量は、1位がパルプ・古紙(シェア16.2%)で23.8%減、2位が牧草・豆類(シェア13.8%)で23.0%減、3位が木材 (シェア5.9%)で22.5%減と続いた。

■レポートの分析担当・問い合わせ先
Datamyne Japan 南石 正和
Email:mnanseki@datamyne.jp
Tel:090-5868-8377
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