商船三井と東洋建設は2月21日、洋上風力発電関連作業船の協業検討に関する覚書を締結し、国内外の洋上風力発電事業に関連する海上工事向け船舶の事業化に向けて協議を開始したと発表した。
今後、洋上風力に関する各種作業船の国内外での需要に基づいて、洋上風力発電事業に必要となる作業船の事業機会の獲得を目指す。
商船三井の持つ船舶の建造・保有・運航の豊富な実績と、東洋建設の海洋工事の豊富な知見と洋上風力の技術開発を組み合わせることで、国内外の洋上風力発電事業での作業船需要に応える。
東洋建設の設立(当時は阪神築港)にあたっては、商船三井の源流のひとつである山下汽船社長の山下亀三郎氏の構想によるところが大きく、同社が筆頭株主となり、同氏が初代社長に就任している。両社はお互いの長い歴史で築いた関係を生かし、今後、洋上風力発電事業を通じて一層強固なパートナーシップを築いていくとしている。
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