オカムラは2月28日、中国の杭叉集団と同日付で合弁契約を締結したと発表した。
中国浙江省杭州市で4~6月に、自動倉庫やコンベヤ、仕分け装置、各種搬送装置に関するハード・ソフトの製造販売等を手がける合弁会社「杭叉奥卡姆拉(仮)」を設立する。出資比率は杭叉集団51%、オカムラ49%。代表者は未定としている。
オカムラは、中期経営計画で海外事業の強化を全社横断取組課題として掲げ、中国・アセアン市場を重点市場として取り組んでいる。杭叉集団は中国浙江省杭州市を拠点とするフォークリフトメーカーで、中国全土に強固な販売ネットワークを有していることから、同社の販売基盤とオカムラの培ってきた設計力・生産技術とを融合することで、中国物流システム事業の拡大を目指す。
■合弁会社 概要
名称:杭叉奥卡姆拉(仮)
所在地:中国浙江省杭州市
事業内容:自動倉庫、コンベヤ、仕分け装置、各種搬送装置に関するハード、ソフトの製造販売等
資本金:1億人民元
設立:2022年4~6月(予定)
純資産:1億人民元
総資産:1億人民元
決算期:12月
出資比率:杭叉集団51%、オカムラ49%
■杭叉集団 概要
所在地:中国浙江省杭州市
事業内容:フォークリフトの製造販売等
資本金:8億6600万人民元
設立:2003年5月6日
大株主及び持株比率:浙江杭叉控股44.7%、杭州市实业投资集团20.1%