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C&W/奈良県安堵町で12.4万m2の物流施設着工、23年3月竣工

2022年03月29日/物流施設

クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は2023年3月の竣工を目指して、奈良県で「LF奈良」を着工した。

<LF奈良完成予想図>
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<動画>

グループ傘下のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント(CWAM)は2022年1月20日に起工式を執り行った。

計画地は西名阪自動車道「大和まほろばスマート」ICから約1.5km、同「法隆寺」ICから約3kmとアクセスに優れている。周辺は奈良県最大の工業団地である昭和工業団地を中心とする産業集積エリアであることから、県内の地域配送拠点や、大阪・京都・名古屋方面への広域配送拠点としての需要が見込まれる。また、計画地から30分圏内に約46万人の労働人口を抱えており、雇用確保の観点からも好立地と言える。

「LF奈良」は地上4階建て、延床面積約12万4000m2の規模で、奈良県初のマルチテナント型先進的物流施設が誕生する。ダブルランプウェイによって45フィートコンテナ車が直接各階に接車することが可能で、効率的な物流オペレーションの構築に資する施設。テナント区画は、最大16テナントが入居可能で、最小面積約2000坪から1フロア最大約8000坪まで利用でき、様々なテナントニーズに対応できる。また、アメニティとして共用部にカフェテリア、休憩室、売店などを設けて、施設利用者に便利で快適な環境を提供する。

開発する施設は、建築環境総合性能評価システムCASBEE Aランク認証、建築物省エネルギー性能表示制度BELS5スター、年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスに限りなく近い建築物を示すZEB Ready認証の取得(いずれも予定)、太陽光発電事業者による屋根への太陽光発電設備の設置、24時間対応の非常用発電機を備えるなど、事業用不動産でのサステナビリティを体現していくとしている。

<位置図>
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■概要
施設名:LF奈良
所在地:奈良県生駒郡安堵町大字岡崎279番1外
敷地面積:約5万8000m2
延床面積:約12万4000m2
構 造:地上4階建て、鉄骨造
着工:2021年12月
竣工:2023年3月(予定)
認証取得:CASBEE Aランク(新築)認証、BELS 5スター、ZEB Ready認証(いずれも予定)
設計・施工:大林組

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