大和ハウス工業は3月30日、今後の重点事業の一つに位置付けているデータセンター開発について、データセンターブランド「DPDC(ディープロジェクト・データセンター)」を立ち上げたと発表した。
大和ハウスは、事業施設事業で物流施設をはじめ、法人ニーズに応じた施設建設等を手がけている。
近年、政府・自治体や企業が保有する機密情報や個人情報を適切に管理するためのデータセンターに対する需要が増加していることから、同社が開発するデータセンターのブランド「DPDC」を立ち上げ事業を本格化する。
<2021年11月時点のDPDC印西パーク開発状況(赤枠がDPDC印西パーク、黄枠が変電所)>
その第1弾として、2020年10月から千葉県印西市で開発中の日本最大級のデータセンターの開発プロジェクトを「DPDC印西パーク」に改称する。同プロジェクトでは、2025年までに14棟・総延床面積33万m2を開発する計画だ。
大和ハウスは、データセンター開発について2025年までに1000億円規模の投資を行い、国内数か所で開発プロジェクトを展開する予定。
■「DPDC印西パーク」概要
所在地:千葉県印西市牧の台2-1-1他
交通:北総鉄道北総線「印西牧の原駅」徒歩20分
総敷地面積:27万m2
総延床面積:33万m2
建設棟数:14棟(予定)
建物用途:データセンター
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