ESRは5月2日、データセンターの世界的デベロッパー/オペレーターのスタックインフラストラクチャー(STACK)と、京阪名地区に新たなデータセンターを共同で建設・運営すると発表した。
京都、大阪、奈良の3府県にまたがる京阪奈(けいはんな)地区でのマルチフェーズの72メガワット(MW)1データセンターキャンパス開発プロジェクトの一環で、1号棟となるKIX01A(IT容量18MW)は2025年3月1日に着工し、2027年第2四半期を目途に運用を開始する予定。
ESRとSTACKは、人工知能(AI)、クラウド、5G+といったテクノロジー分野における旺盛な需要に対応するため、韓国・仁川に48MW1規模のデータセンター開発プロジェクトで提携し、「ESR-STACK けいはんな」キャンパスの合弁事業を通じて、APACにおける両社のパートナーシップはますます強固なものとなる。
ESRのパイプラインは、KIX01A を含む日本のデータセンター資産4件とAPACで確保済みの合計2ギガワット(GW)3の用地と電力で構成している。なお、ESR初のハイパースケールサイトで25MW3の大阪府の「ESRコスモスクエア データセンターOS1」は、2025年6月の稼働開始予定。
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