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TRUST SMITH/物流でのブロックチェーン技術実用化の研究開始

2022年04月06日/IT・機器

東大発AIベンチャーで、AI・ロボティクスのソリューションを手がけるTRUST SMITHは4月6日、物流業界でのブロックチェーン技術の実用化に向けた研究を開始したと発表した。

<ブロックチェーン技術の物流現場での活用イメージ>
0406ts - TRUST SMITH/物流でのブロックチェーン技術実用化の研究開始
ブロックチェーン技術は、非中央集権型のデータベースで、当事者全員が管理者となるため、第三者による取引の信頼性の担保が不要で取引スピードと安全性が確保できる。

また、1つの取引データがアップデートされると過去のデータと結び付けられ、元の記録データの変更が不可能となり、悪意を持った個人や外部の人間からのデータ改ざんを防止できることや、当事者全員がデータベースの全履歴にアクセス可能で、サプライチェーンの工程で生産、運搬、経由、納品などの詳細がデータ化されるため、有事の際に認識・判断が瞬時にできるといった特徴を持つ。

TRUST SMITHでは、こうしたブロックチェーン技術を輸送状況管理に活用することで、確認作業などの自動化や手入力ミスの削減による業務の効率化、データの改ざんリスクの低減で企業の信頼性向上などの効果が見込めるという。

加えて、管理データのデジタル化・蓄積が進むことでオペレーションを最適化し、一社のだけではなく物流業界全体で効率化を進めていくこともできるとしている。

一方で、ブロックチェーン技術は、情報が筒抜けとなるため、商業利用でデメリットになる可能性があり、同社では、特定の人物間だけで共有できるブロックチェーン(コンソーシアムチェーン)の活用も想定している。

TRUST SMITHによると、物流業界は、調達から消費までのサプライチェーンの工程をつなぐ役割を担っており、各工程の輸送状況を追跡し、正確で迅速に管理することが重要である一方、労働力不足やコスト削減で、管理工数を十分に確保することが難しく、人手で行う管理では常に人為ミスのリスクが伴うという。

そこで、同社は、こうした課題解決で注目されているブロックチェーン技術の研究を始めることにした。今後は、ブロックチェーン技術と、最先端のAI・ロボティクス技術を組み合わせることで物流業界全体の非効率を解消していくとしている。

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