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シーアールイー/千葉県松戸市に1.5万m2の物流施設を着工

2022年05月02日/物流施設

シーアールイーは5月2日、千葉県松戸市松飛台の松飛台工業団地内において開発を進める物流施設「ロジスクエア松戸」を5月1日に着工したと発表した。

<「ロジスクエア松戸」完成予想図>
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<位置図>
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竣工は 2023年5月末を予定している。

建設場所は千葉県松戸市に所在する松飛台工業団地内に位置しており、都心部から約20km圏内であり首都圏の大消費地への配送はもとより、東京外環自動車「松戸 IC」より約 7.7km、「市川北IC」より約7km と高速道路へのアクセスも良好。

また、従業員確保では、北総鉄道北総線「松飛台駅」より徒歩圏(約900m)であり、工業団地周辺に住宅が密集していることから優位性を備えた立地と想定している。

「ロジスクエア松戸」は、地上4階建て、延床面積1万5641.68m2(4732坪)の物流施設として開発。トラックバースは、計14台の大型車が同時接車可能となっている。

倉庫部分の基本スペックとして、外壁には金属断熱サンドイッチパネル、床荷重は1階が 2.0t/m2、2~4階が1.5t/m2(各階2.5t フォークリフト対応可)、有効高さは各階5.5m以上を確保する計画だ。

テナント区画として、2分割での入居が可能な設計としており、最小で約1870坪からの利用が可能となっている。

昇降設備については、荷物用エレベーター(積載荷重 4.1t 60m/min)を2基実装、倉庫各階およびトラックヤードからも直接荷物の出し入れが可能な仕様としており、トラックヤードに大庇を設けることで雨天時の入出庫オペレーションにも対応が可能。さらに、垂直搬送機2基、ドックレベラーを2基実装する計画となっており、将来的なオペレーションの対応としては、垂直搬送機2基増設を可能とする構造、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場等の確保等、入居テナントの将来ニーズにも一定の対応ができる仕様とし、様々な物流ニーズに対応し得る機能性・汎用性を兼ね備えた当社の基本スペックを満足しうる計画。

環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用し、環境や省エネルギーに配慮した施設計画とし、BELS評価、CASBEE-建築(新築)の認証を取得予定。また、太陽光発電システムを導入して自家消費すると共に、エンバイオC・エナジーから再生可能エネルギーを調達することにより、ロジスクエア松戸の使用電力を全て100%グリーン電力とする計画。また、発電した電力の一部を施設内に蓄電して、停電時に非常用電力として使用できる蓄電池システムの導入を計画しており、入居テナントのBCP(事業継続計画)策定の一助になるものとなっている。

■概要
施設名称:ロジスクエア松戸
所在地:千葉県松戸市松飛台
敷地面積:7645.32m2(2312.70坪)
用途地域:工業専用地域
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:鉄骨造 地上4階建て
延ベ面積:1万5641.68m2(4731.60坪)
着工:2022年5月1日
竣工:2023年5月31日(予定)
設計施工:鈴与建設

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