国際協力機構(JICA)は5月6日、南スーダン共和国政府との間で、「ジュバ市内橋梁建設計画」を対象として26億5500万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結したと発表した。
この事業は、ジュバ市内の幹線道路上にある4橋梁の架け替えを行うことにより、安全な通行の確保及び交通容量の拡大を図り、交通利便性向上及び物流改善に寄与するもの。
経済インフラの基盤が整備されることにより、南スーダンの経済成長の促進が一層強化されることが期待され、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール9(産業と技術革新の基礎をつくろう)、11(住み続けられるまちづくりを)、13(気候変動に具体的な対策を)に貢献する。
■案件基礎情報
国名:南ス—ダン共和国
案件名:ジュバ市内橋梁建設計画(The Project for Construction of Bridges in Juba)
実施予定期間:35か月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関:道路橋梁省
対象地域・施設:ジュバ市
具体的事業内容(予定):1.施設整備 ジュバ市内4橋梁の架け替え(4車線、橋長10~15m、アプローチ道路90m~200m、護床工、護岸工)2.コンサルティング・サービス 詳細設計、施工監理
アイシン/運行管理など支援、トヨタの「引き取り物流」へサービス開始