ゼロは12月17日、フリマサービス「メルカリ」を運営するメルカリと業務提携したと発表した。
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提携を通じて、一部地域で展開を開始する個人間における中古車売買においてユーザーが安心して取引を行うことができるメルカリの新規サービス「おまかせクルマ取引」において、ゼロは自動車の検査や配送、煩雑な書類手続き等をワンストップでサポートする。
12月17日から、「おまかせクルマ取引」を利用して出品が可能な地域である東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の1都3県や宮城県、愛知県、大阪府、福岡県で開始となる。
海外では、アメリカやイギリス、ドイツをはじめとした多くの国で、利便性やコスト削減の観点から個人間での中古車売買が広く普及しているが、日本では個人間取引がまだ一般的と言える状況ではない。その理由として、 1.自動車の状態を手軽に確認できる仕組みが無いこと 2.取引成立後の書類手続き(名義変更等)や自動車の輸送の手配が煩雑であること などがユーザーにとって心理的・実務的な障壁となっていることが挙げられる。
今回の業務提携は、このような課題を解決するために、日本全国で新車や中古車、特殊車両、バイク、マイカーなど幅広い種類の自動車輸送を担っているゼロは、日本全国を網羅する自動車輸送ネットワークや自動車の状態確認を行うことができるインフラの活用を通じて、ユーザーに利便性と安心感を提供することで、日本でも中古車の個人間取引が成長する可能性をさらに引き出し、さらなる循環型社会の実現を目指すもの。
業務提携において、メルカリが提供する自動車の個人間売買プラットフォーム「おまかせクルマ取引」において、ゼロは、同プラットフォームで取引される自動車の輸送手配や出品車両の状態確認(出品者の申告内容との照合など)、名義変更や自賠責保険の発行に関する手続きを包括的にサポートする。 これにより、ユーザーは取引における不安の解消につながるとともに、取引成立後の煩雑な手続きをワンストップで完了させることが可能となる。
ゼロの髙橋俊博社長は、「私たちの強みである自動車輸送ネットワークや検査体制・ノウハウをフルに活用し、自動 車流通にまつわる世の中のニーズにしっかりと応えていきたい。この提携により、自動車の個人間取引が一層スムーズに、そして安心して行える未来に貢 献していく」と述べている。
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