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日東物流/淑徳大学と産学連携授業、物流課題を考える

2022年06月28日/3PL・物流企業

日東物流は6月24日、千葉県に本部を置く淑徳大学と共同で産学連携授業を展開、さる6月24日に、コミュニティ政策学部の学生を対象に、物流業界の課題をともに考える授業を実施した。

<産学連携授業での講義>
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<コミュニティ政策学部の学生が参加>
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固着した3K(きつい・汚い・危険)イメージをはじめ、長時間労働や低い給与水準、慢性的なドライバー不足や高齢化など、物流業界の抱える様々な問題は、決して業界だけの問題ではなく、未来に向けて、世代を超えて社会全体で考えていくべき社会課題。

そこで、「ミライを、人で、つなぐ」を理念とした日東物流は、同じ千葉県に本部を構え、共生社会の創出を目指し、様々な分野で活躍する共生実践人材の育成を図る淑徳大学との協業で、産学連携授業を展開。コミュニティ政策学部の学生を対象に、「コミュニティ研究Ⅰ(矢尾板俊平教授)」の授業において、「物流の問題を、みんなで考えてみよう」をテーマに講義を行った。

講義に耳を傾け、初めて物流業界の現実と問題を知った学生たちからは、「物流は作られたものを運ぶだけのイメージだったが、血液のように止まったら大変な物だと痛感した」や「当たり前のように買っている物の裏には大変な努力をしてくれている方々がいる事が分かり、感謝の気持ちが芽生えた」といった感想が出るなど、物流の問題を自分事化し、各々が真剣に考えていた。

今回の産学連携授業の実現に関し、同社の菅原社長は、「物流事業がエッセンシャルワークと言われるものの、物流の問題に対する社会的関心はまだまだ低いと感じている。今回の産学連携の取組みを通して、物流の問題を社会の問題として、そして“自分の問題”として広く認識してもらう契機とし、次の世代とともに、より良い社会を創り上げていくための一歩と出来たことを、本当に嬉しく思う。これからも “ミライを、人で、つなぐ” を胸に、世代を超えて様々な繋がりを産み出し、物流業界の問題解決に取り組んでいく」と述べている。

■産学連携授業 概要
テーマ:「物流の問題を、みんなで考えてみよう」
日時:2022年6月24日(金)13:00~14:30
科目:コミュニティ政策学部 「コミュニティ研究Ⅰ(矢尾板俊平教授)」
場所:淑徳大学 千葉キャンパス(千葉市中央区大厳寺町200)

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