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三井倉庫HD/P・J・D ネットワークと戦略的パートナーシップ

2022年07月21日/SCM・経営

三井倉庫ホールディングスとP・J・Dネットワークは7月21日、医療用医薬品の物流における戦略的パートナーシップの協定に7月20日合意したと発表した。

このパートナーシップでの主な取組は、「医薬品の製造・流通過程で発生する「保管」と「輸送」に対して両社が有するそれぞれの強みを活かし協力すること」、「医薬品のサプライチェーン全体に対する効率的かつ高品質で安心安全な物流サービスを構築すること」、「戦略的パートナーシップを拡大していくことで、GXP準拠の医薬品物流の標準化を推進すること」、「最適なサプライチェーンマネジメントの追求及び、ESGやDX分野においても、積極的に協業を推進すること」としている。

なお、2018年12月28日付で、厚生労働省より「医薬品の適正流通ガイドライン」が発出され、製造工程における品質管理等を定めたGMPに加え、医薬品の流通過程における品質管理や流通経路の管理に関わる業務の画一性を推進することが必要とされている。

このような背景のもと、P・J・Dネットワークは、輸送時の温度や流通経路等に対するGDP準拠の管理体制及び全国を網羅した医薬品専用の共同輸配送ネットワークを持つ。また、三井倉庫HDは東西に展開するBCPや環境負荷低減にも資する高機能の専用施設および製造業許可のもとGMPに準拠して提供する高品質なオペレーションを展開している。これらを戦略的に組み合わせることで、今後ますます厳密な品質管理が求められる医療分野のさまざまな領域に対して高度な管理体制を継続的に整備し、取引先の事業拡大に貢献していくとしている。

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