オーシャン ネットワーク エクスプレス(ONE) ジャパンは8月1日、茨城県坂東市にインランド(内陸)コンテナヤード「坂東コンテナターミナル」を同日付で設置したと発表した。
ONEジャパンは茨城県坂東市にラウンドユースや空コンテナの引き取り、返却等の拠点として「内陸デポ」を設置していたが、同拠点をコンテナヤードとすることで発着する船荷証券(B/L)の取り扱いを可能にした。
同社は坂東コンテナターミナルの設置により、コンテナの引き取り、搬入・返却のトラックの往復回数・走行距離の合理化、CO2の削減をはじめとした環境負荷の軽減のほか、東京港の混雑軽減やいわゆる物流の2024年問題など、さまざまな物流課題解決に寄与する考え。
今後は、坂東内陸コンテナヤードを東北地方の各拠点と京浜港との中間拠点として、また北関東の各拠点の発着起点として利用の促進を目指していくとしている。
■坂東コンテナターミナル概要
所在地:茨城県坂東市半谷224-15
オペレーター:吉田運送
保税地区:26W45
利用者コード:2BYDU
収容能力:700FEU