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日新/4~6月の売上高27.0%増、営業利益113.2%増

2022年08月04日/決算

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日新が8月5日に発表した2022年3月期第1四半期決算によると、売上高537億1400万円(前年同期比27.0%増)、営業利益34億1800万円(113.2%)、経常利益37億4000万円(68.6%増)、親会社に帰属する四半期純利益26億200万円(89.5%増)となった。

物流事業の売上高は526億1800万円(26.8%増)、営業利益は33億2100万円(83.8%増)だった。

セグメント別では、日本では、航空輸出で自動車関連貨物や化学品が好調に推移したほか、スポット案件の取り扱いもあり、輸入では、食品や園芸関連等が堅調に推移した。海上輸出では、自動車関連貨物のほか機械設備等の取り扱いが好調に推移し、輸入は食品や雑貨等が堅調に推移した。

アジアでは、タイで自動車関連貨物のアジア域内物流が活発となり、海上・航空輸出や倉庫事業も好調に推移した。ベトナムでは自動車関連貨物の他、家電製品や雑貨の輸出が堅調に推移、インドでは二輪車の取り扱いが回復傾向となりました。本年3月、インドネシアにおいて倉庫保管業務に関するハラル認証を取得したこと等により、食品関連の取り扱いが増加した。

中国では、香港は北米向け家電製品の海上輸出が好調に推移した。上海ではロックダウンの影響により、取り扱い物量は減少したが、深センにおいて、迂回貨物の取り扱いが海上、航空、輸出入ともに増加した。

米州では、米国は自動車関連貨物が引き続き堅調に推移し、また、海上貨物のトラック便による国内代替輸送も継続した。航空輸出では食品関連が好調な取り扱いとなった。カナダでも食品の航空輸出の取り扱いが増加した。メキシコ、米国間のクロスボーダー輸送が収益に貢献した。

欧州では、ドイツは家電製品や自動車関連貨物が好調に推移した。オーストリアでは営業力の強化に努め、航空輸出、海上輸入が好調に推移した。ポーランドでは倉庫業務や域内配送業務は底堅く推移したものの人件費の高騰等、コスト上昇が負担となった。ドイツ、フランスにおいて、医薬品の流通における品質管理基準を定めたGDP認証を本年4月に取得するなど医薬品物流にも注力した。

通期は、売上高2100億円(9.0%増)、営業利益105億円(15.4%増)、経常利益110億円(11.6%増)、親会社に帰属する当期純利益77億円(21.0%増)を見込んでいる。

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