ヒットは9月6日、ウェアラブルスキャナ「ProGlove MARK Display」が凸版印刷の製造DXソリューションNAVINECT（ナビネクト）「在庫管理」サービスの拡張連携で初のIoTウェアラブルデバイスとして認定されたと発表した。
同時に、ヒットはNAVINECTの販売代理権を取得し、凸版印刷と相互に導入拡大に向けて協業することで合意した。
＜ハンズ・フリーと手もとでの情報表示を実現するProGlove MARK Display＞
ProGlove MARK Displayは、ウェアラブルタイプのバーコードスキャナ。手の甲に装着することで、作業者の両手と指を常にフリーにし、これまでの持ち上げ／持ち下げが必要であったハンディターミナルの運用と比べ、1回のスキャン導線を最大6秒短縮でき、開封や梱包、商品を運ぶ際などのムダな動作をなくすことができる。
＜手もとでの必要な情報の確認を実現＞
同製品は電子ペーパー式ディスプレイを搭載し、運用に合わせスキャン距離（標準：4～90cm／ミッドレンジ：5～435cm）が選択可能。また、作業者の目線を切らず、五感に確実に伝えるフィードバック機能も特長で、効率的なピッキング作業の実現が期待できる。
＜NAVINECT製品概要図 出展：凸版印刷＞
凸版印刷の「NAVINECT」は顧客ごとにシステム設計から運用まで最適な形にカスタマイズし、製造現場のデジタル化を支援するオンプレミス型の製造DX支援ソリューション。同社は2019年4月からオンプレミス型の「NAVINECT」の提供を開始し、現在は4つの製品を提供している。網羅性と拡張性のある豊富な製品群により製造現場のデジタル化から拠点間の連携まで製造業全体のDXを支援し、食品業界をはじめ自動車部品・化学・住宅設備・製薬業界など幅広い業界に採用されている。
■「ProGlove MARK Display」紹介動画
