エアロネクストとKDDIスマートドローンは9月22日、ドローン配送サービスの社会実装に向け業務提携契約を締結したと発表した。
＜エアロネクストとKDDIグループが提携＞
あわせてKDDIは、有望なベンチャー企業との新たな事業共創を目的とした「KDDI Open Innovation Fund 3号」（運営者：グローバル・ブレイン）を通じてエアロネクストに出資した。これによりエアロネクストとKDDIグループは連携し、各社の持つ技術や知見を活用してドローン物流を全国の自治体に展開していく。
エアロネクストとKDDIスマートドローンの主な業務提携内容は、ドローン配送サービスの自治体への導入および導入に向けた実証実験の共同実施と、ドローン物流に必要な機体・モバイル通信・運航管理システムの販売・導入での連携強化。
＜物流専用ドローン「AirTruck」＞
エアロネクストとKDDIグループはこれまでも、今年3月に新潟県阿賀町でドローン配送の実証実験を実施し、さらに同年6月にはエアロネクストとACSLが共同開発した物流専用ドローン「AirTruck」と、「スマートドローンツールズ」を組み合わせたドローン配送パッケージ「AirTruck Starter Pack」を提供開始するなど、連携を進めてきた。
同提携および同出資を皮切りに、2023年3月までに14以上の自治体でのドローン物流実証や実装で連携を予定しており、ドローン物流サービスの社会実装に向けた取り組みを、さらに加速していく。
