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CBRE IM/千葉と福岡で計21万m2超の物流施設開発

2022年09月29日/物流施設

CBREインベストメントマネジメント・ジャパン(CBRE IM)は、千葉県市川市と福岡県糟屋郡久山町で物流施設開発用地を取得。2か所で計21万m2超の物流施設を開発する。

千葉県市川市では将来的な物流施設開発用地として、現在商業施設として運営されている不動産(敷地面積8万3400m2)を8月に取得している。

立地は京葉道路「原木IC」から1km、東関東自動車道「湾岸市川IC」から2.5km、都心から15km圏内と、都内への短時間配送を前提とした高い物流利便性を有することに加えて、JR京葉線「二俣新町駅」から徒歩11分と至近で、物流適地と判断し投資に踏み切った。

■開発物件の概要
所在地:千葉県市川市原木2526-6他
アクセス:京葉道路「原木IC」1km、東関東自動車道「湾岸市川IC」2.5km
JR京葉線「二俣新町駅」徒歩11分
用途:準工業地域
敷地面積:8万3400m2

また、福岡県糟屋郡久山町では、9月に5万164m2の物流用地を取得した。九州高速4号粕屋線と九州自動車道の「福岡IC」から4.4km、福岡国際空港から8.0kmと、九州各地への陸路輸送だけでなく、空路・海路輸送についても対応可能な高い物流利便性を有する立地となっている。

地上3階建て延床面積5万4063m2のマルチテナント型施設を建設する計画で、着工は2023年11月、竣工は2025年2月を予定しており、すでに複数のテナントから引き合いがあるという。

同物件は、福岡県に本社を構える法人の所有していた遊休地を、アジアバリューパートナーズVI(CBRE IMが運用するファンド)が組成した特定目的会社を通じて取得し、開発するもの。

同ファンドは2021年に立ち上げられた約2200億円のエクイティサイズを誇る旗艦ファンドで、今後も引き続き物流施設への投資を継続していく計画。2022年はすでに約2000億円以上の投資コミットを完了しており、当初目標である年間約4000億円の投資計画を進めている。

■開発物件の概要
所在地:福岡県糟屋郡久山町大字山田字法立2761-41他
アクセス:九州高速4号粕屋線・九州自動車道「福岡IC」4.4km、福岡国際空港8.0km
用途:市街化調整区域
敷地面積:5万163.64m2
階数:3階建て(スロープで2階への車両アクセス可能)
延床面積:5万4062.75m2(計画)
着工:2023年11月
竣工:2025年2月

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