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日立製作所/104億円投じ、米国メリーランドに鉄道車両工場建設

2022年10月19日/生産

日立製作所は10月19日、グループ会社の日立レールが、7000万米ドル(約104億円)を投資して、米国メリーランド州ワシントン郡にある41エーカー(約16万6000m2)の土地に、新しい鉄道車両工場と800ヤード(約730m)の試験船を建設すると発表した。

<生産開始時のイメージ>
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新工場のフル操業後は、日立レールの直接雇用460人を含む、1300人の雇用を創出する。コロンビア特別区、メリーランド州、バージニア州での新しい雇用者には年間計3.5億米ドル(約520億円)もの収入に加え、地域に大きな経済効果をもたらす。

2024年初旬の開業に向けた建設計画は順調に進んでおり、整地、外壁の一部が完成した。建設工事は米国の建設会社であるRyan Companies US,Incが主導。

メリーランド州ラリー・ホーガン知事と、メリーランド州選出のデビッド・トローン下院議員は、ワシントン首都圏交通局(WMATA)のランディ・クラーク局長とともに、日立レールのアンディー・バーCEOの案内で新工場予定地を訪問し、新工場のデザインと建設工事の進捗を確認した。

2024年度第1四半期に完成後、新工場はワシントン首都圏交通局のワシントンメトロ向け8000系電車256両の製造を開始する。この契約は2021年3月に発表され、オプションを含めると、最大800両の規模になる。新工場のフル操業開始後は、日中シフトのみのペースでメトロ車両から高速車両までの幅広い車種を月間20両製造が可能、としている。

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