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UPS/関空~米国間に新型機B747を投入、西日本のサービス強化

2022年11月15日/3PL・物流企業

UPSは11月15日、関西国際空港~米国・アンカレッジ間で運航する航空機の輸送能力の増強を図り、西日本企業のグローバル成長に貢献すると発表した。

<関空~米国間に導入されたB747>
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11月15日より、米国路線で使用する機材をB767-300からB747へアップグレードした。B747-400とB747-8の両機材を使用することで、ネットワーク内での輸送能力に柔軟性を持たせ、市場環境に適応し、信頼性の高い輸送サービスを提供する。

B747-8の最大積載量は140トンと従来の2倍以上であり、UPSが保有する航空機の中で最大かつ最も燃費が良い機材。

また、西日本で高まる物流サービスの需要に対応するため、大阪の通関オフィスを移転し、オフィス面積を倍増した。

今回の施策は、最近の東日本における積極的なサービス強化に続くもの。UPSは今年東日本で、新木場集配センターの拡張のほか、北関東32都市発の輸出貨物の輸送時間短縮と集荷時間の延長、そして先月発表した米国路線の輸送能力強化などを行っている。西日本においても、2021年7月、関空~中国・深センのUPSアジア域内ハブ間で週5便の運航を増便し、アジアやヨーロッパの主要市場間におけるより迅速な輸送を実現するとともに、集荷時間の延長や緊急配送サービスのエリア拡大を実現した。

UPSジャパンの西原哲夫社長は「東日本に続いて西日本においても、当社は輸送能力とサービスのアクセシビリティを高めることで、顧客により良いサービスを提供していく。今後も顧客のグローバル貿易に貢献し、今年の繁忙期を乗り切るためのサポートができることを楽しみにしている」とコメントしている。

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