JR貨物は11月17日、同社関西支社が11月21日から富山銀行と提携し、多様な事業者に向けた物流最適化の提案を開始すると発表した。
物流の課題を抱える富山銀行の顧客を中心に、JR貨物グループが持つ物流機能を最大限に生かした最適な総合物流ソリューションを共同提案する。
これにより、貨物鉄道輸送の持つ環境性や大量性といった特性を生かし、2050年のカーボンニュートラル達成や、トラックドライバー不足が懸念される時間外労働時間の上限規制、いわゆる「2024年問題」の解決に向けた安定的な物流体系の構築に取り組む。
今後、JR貨物と富山銀行は、共同でセミナーの開催などを企画していくほか、貨物鉄道輸送の利用を検討している企業向けに貨物駅等の見学会を開催していく。
JR貨物/働きがい創出へ新たな勤務制度導入、カムバック採用も