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ナビタイム/配達員の業務を一貫してサポートする新アプリ提供

2022年12月07日/IT・機器

ナビタイムジャパンは12月7日、荷物の配達先の正確な位置の把握から登録・管理、配達時間帯指定を考慮した効率のよいルート検索と配達先までの正確かつ安全なナビゲーションまで、物流のラストワンマイルを支える配達業務のプロセスを一貫してサポートする配達専用アプリ「配達 NAVITIME」を提供開始すると発表した。

<「配達 NAVITIME」イメージ>
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<アプリのアイコン>
20221207navitime2 - ナビタイム/配達員の業務を一貫してサポートする新アプリ提供

宅配荷物数の増加に伴い、2022年10月に貨物軽自動車運送事業での軽自動車の使用が可能になるなど、貨物軽自動車運送事業者数やその車両数も増加傾向にあることから、軽貨物運送に特化した機能で、より使いやすく、より業務実態にあった作業効率化を図れるよう、「配達 NAVITIME」を開発したもの。

スマートフォン1つで、配達業務に特化した地図や郵便番号検索で大量の荷物の正確な配達先を簡単に登録・リスト化して管理でき、配達時間帯指定を考慮した最適な巡回ルート検索で効率的な配達業務を実現する。

紙の地図上で配達先場所を確認し、指定された配達時間帯を考慮しながらドライバー自身が一つひとつルート検索をする手間を、大幅に削減し、多くの荷物を短時間で管理・配達できるようにサポートすることで、配達員の労働時間・労働環境の改善や、スムーズな物流、配達員の人手不足などの社会課題解決に貢献する。配達先リストの作成機能は、無料で使用できる。

「配達 NAVITIME」の特長には、「ゼンリン住宅地図」「郵便番号地図」「行政界地図」で、配達先の正確な位置がすぐにわかること。また、テナント名や表札情報まで確認でき、正確かつスムーズな配達が可能だ。さらに、高層ビルや大口事業所の個別番号に対応した郵便番号検索で、配達先を効率よく登録できること、「配達時間帯指定」を考慮した効率の良い配達順を提案できること、道の狭い住宅街や、初めての配達エリアでの法令順守や安全運転を支援するナビゲーションとなっていることが挙げられる。

今後は、独自開発のAI技術によって伝票読み取り精度の向上や、荷物の受け取り側との連携機能、配送マッチングサービスなど、ラストワンマイルを支える配達員の業務をより効率的にし、配達員が安心して業務に集中できるようなサービスを目指し、機能の開発を進めていくとしている。

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