LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





Shippio/荷主向け貿易業務SaaSを正式リリース

2023年01月25日/IT・機器

Shippioは1月25日、新サービスとして、昨年9月にベータ版として提供開始した貿易業務SaaS「Any Cargo」の正式提供を開始したと発表した。

< Shippioの提供サービス>
20230125shippio1 520x328 - Shippio/荷主向け貿易業務SaaSを正式リリース

<「Any Cargo」上で、各シップメントの可視化と一元管理が可能>
20230125shippio2 520x166 - Shippio/荷主向け貿易業務SaaSを正式リリース

「Any Cargo」の正式提供により、荷主企業が取り扱うすべての国際物流案件について、一覧での本船動静可視化や貿易書類・情報のクラウド上での一元管理が可能となり、 国際物流業務全体の効率化を後押しする。

また、荷主企業が取り扱う国際輸送の案件情報全体を「Shippio」のクラウドサービス上に取り込み、本船動静の自動更新や貿易書類・情報の一元管理を可能とするサービスだ。

これまでは、「デジタルフォワーディング」利用のシップメントのみ、同社のクラウドサービス利用が可能だったが、「Any Cargo」のリリースにより、他社フォワーディング案件についても、「Shippio」上で一元管理することが可能。

通常、荷主企業が国際物流を手配する場合、複数のフォワーディング事業者への委託と、シップメントごとの煩雑な業務管理が発生する。以前より、他社のフォワーディング事業者が取り扱うシップメントについても、クラウド上で一元管理し、業務効率化を実現したいとの要望を多くの顧客から得て、「Any Cargo」サービス開発と正式提供の実現に至ったもの。

正式版の提供に合わせて、特に要望の多かった本船動静については、自動トラッキング精度を上げるとともに、当初提供していたマスターBL番号によるトラッキングに加えて、コンテナ番号やブッキング番号でもトラッキングを可能とし、より精度高いトラッキングが可能となった。

「デジタルフォワーディング」の提供と合わせて、他社案件の一元管理を実現する「Any Cargo」を提供することで、これまで以上に多くのシップメントをShippioが提供するクラウドプラットフォーム上で一元管理することが可能となる。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース