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アルプス物流/4~12月の売上高9.2%増、営業利益41.4%増

2023年01月31日/決算

アルプス物流が1月31日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高932億3500万円(前年同期比9.2%増)、営業利益66億9500万円(41.4%増)、経常利益73億4600万円(60.7%増)、親会社に帰属する当期利益42億4000万円(59.4%増)となった。

セグメント別の電子部品物流事業の主要顧客である電子部品業界は、半導体などの部品不足が解消しつつある自動車関連向けの需要が堅調に推移したが、スマートフォンやパソコンの売れ行きが減少したことから情報通信機器向けの需要が停滞した。

航空・海上輸送のスペースひっ迫が緩和傾向にあるものの、緊急航空貨物の取扱いなど輸出入関連が高水準を継続したことや新規顧客への拡販効果などにより売上高が増加した。利益面では、国内における物量減に伴う効率悪化などの影響があったが、増収効果と生産性向上の取り組み、為替の円安の影響もあり増益となった。

結果、売上高535億8200万円(12.8%増)、営業利益47億3600万円(54.5%増)となった。

通期は、売上高1215億円(6.8%増)、営業利益78億円(29.5%増)、経常利益84億5000万円(37.0%増)、親会社に帰属する当期利益49億円(36.2%増)を見込んでいる。

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