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ニチレイロジ/大雪等災害発生予測時の対応、運行中止基準示す

2023年02月09日/3PL・物流企業

ニチレイロジグループは2月9日、大雪等災害発生予測時の対応について指針を発表した。

昨今の大雪時において、停電、高速道路や主要国道で大規模な車両の立ち往生など該当地域では甚大な被害が発生しているが、同社では「相当な被害が予想される場合には、従業員等の安全確保と取扱貨物の保全を優先する」とした。

また、2021年1月に国土交通省から「大雪等異常気象時における輸送の安全の確保に向けたご理解とご協力のお願い」文書が発信されていることを受け、以下の基準・手順に沿って臨時休業や営業時間の変更、運行中止をする場合がある、とした。

臨時休業や営業時間の変更、運行中止を行う基準は、1.鉄道の運休計画が発表されたとき、2.政府、気象庁、自治体から警報・避難情報が発表されたとき、3.高速道路や主要国道が通行止めや立ち往生となったとき、4.台風・降雪等により物流業務の遂行が困難と判断したとき、5.異常気象時下における輸送の目安(国土交通省通達)
以上のいずれかに該当し、臨時休業や営業時間の変更、運行中止が必要と判断した場合。

また、上記の状況が解消された場合は、1.従業員の安全確認と業務実施人員の確保、2.物流施設、機器の機能と安全、3.交通インフラの機能を確認後、業務を再開するとした。

同社は、臨時休業、営業時間の変更、運行中止の際は多大なる迷惑を掛けるが、「人命尊重と貨物保全の重要性」についての理解、協力を呼び掛けている。

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