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セイノーHD/4~12月の売上高4.2%増、営業利益9.3%増

2023年02月10日/決算

セイノーHDが2月10日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高4728億1400万円(前年同期比4.2%増)、営業利益245億800万円(9.3%増)、経常利益283億2500万円(14.2%増)、親会社に帰属する四半期純利益170億8300万円(11.6%増)となった。

セグメント別の売上高は、輸送事業は3598億4000万円(5.9%増)、営業利益は189億円(10.1%増)。

輸送事業の中核会社である西濃運輸を中心に、営業体制の強化を図り、貨物の量やサイズに適した輸送モードの提案や、デジタルマーケティングにより新規荷主の獲得や出荷継続率の向上に繋げるなど、取扱貨物量の確保に取り組んだ。また、重量・距離帯別の複合的な運賃設定を行い、顧客に最良のサービスを提案しながら適正運賃収受を進めてきた。

ロジスティクス部門においては、ロジ・トランス施設の活用や、茅ヶ崎物流倉庫に続き東扇島物流倉庫をオープンさせるなど保管スペースの拡大を図ると共に、顧客に最適な拠点を提案する「物流コンシェルジュサービス 見つカル倉庫」の提供により、顧客の利便性の向上に努め、特積みから「ロジのSEINO」への新化を推し進めた。一方で、路線便の運行効率化や仕分け・積込み業務の効率化による生産性の向上を図り、取扱貨物量に相関した費用の最適化を行うことで、利益の確保に努めた。

通期は、売上高6203億円(2.1%増)、営業利益314億3000万円(14.1%増)、経常利益344億3000万円(13.7%増)、親会社に帰属する当期純利益217億円(25.8%増)を見込んでいる。

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