阪急阪神不動産は3月2３日、大阪府松原市と豊中市で、マルチテナント型物流施設「ロジスタ大阪松原」と「ロジスタ豊中」を着工したと発表した。両施設ともに、竣工は2024年冬を予定している。
＜完成イメージ＞
＜周辺図＞
「ロジスタ大阪松原」は地上3階建て延床面積1万4000m2で、阪神高速「三宅IC」まで3.5km、阪和自動車道「松原IC」まで4.4kmの地点に、また、「ロジスタ豊中」は地上3階建て延床面積8300m2で、阪神高速「豊中南IC」まで3.5km、名神高速「豊中IC」まで4kmの地点に立地している。
両施設ともに複数の高速道路へのアクセスが良好で、関西圏の消費地を広くカバーすることが可能。大阪中心部にも近く、都市部近郊への配送拠点としても優位性を持つ。
また、両施設とも環境や省エネルギーに配慮し、館内LED照明、人感センサー、節水型衛生器具等を採用することで、ZEB Ready認証を取得する予定。同社では、今後も開発する物流施設「ロジスタ」でZEB Ready以上の認証取得を目指していく。
同社による国内での物流施設開発は、両施設が4・5棟目。
■施設概要
「ロジスタ大阪松原」
所在地：大阪府松原市岡1
交通：近畿自動車道・西名阪自動車道・阪神高速道路松原線「松原JCT」5.4km
阪和自動車道「松原IC」4.4km
阪神高速松原線「三宅IC」3.5km
敷地面積：約1万800m2
延床面積：約1万4000m2
構造規模：S造・地上3階
設計施工：淺沼組
用途：マルチテナント型物流施設（ボックスタイプ）
着工：2023年2月1日
竣工：2024年1月末（予定）
特徴：床荷重1.5t／m2、梁下有効高5.5mを備えた汎用性の高い仕様（但し3階を除く）
標準柱スパン幅10.5m×奥行11.0mを確保した大空間
荷物用エレベーター、垂直搬送機をそれぞれ2基実装
ZEB Ready認証取得予定
「ロジスタ豊中」
所在地：大阪府豊中市勝部3
交通：阪神高速池田線「豊中南IC」3.5km
名神高速道路「豊中IC」4.0km
中国自動車道「中国池田IC」3.5km
中国自動車道「中国豊中IC」4.0km
敷地面積：約5000m2
延床面積：約8300m2
構造規模：S造・地上3階
設計施工：淺沼組
用途：マルチテナント型物流施設（ボックスタイプ）
着工：2023年3月20日
竣工：2024年2月末（予定）
特徴：大阪国際（伊丹）空港に至近の希少立地
床荷重1.5t／m2、梁下有効高5.5mを備えた汎用性の高い仕様
荷物用エレベーター、垂直搬送機をそれぞれ1基実装
ZEB Ready認証取得予定
