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ライナフ/北海道で普及進む「スマート置き配」1000棟突破

2023年04月06日/SCM・経営

ライナフは4月6日、同社が提供する「スマート置き配」の申込み棟数が北海道で 1000棟を突破したと発表した。

同社は首都圏での導入棟数4000棟超に続き、北海道エリアにおいてもさらなる「スマート置き配」の普及を目指している。

<「スマート置き配」の仕組み>

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「スマート置き配」は、オートロック付きマンションにおいて、スマートロック「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を用いて共用エントランスの鍵をデジタル化することで、受取側があらかじめ指定した場所に配達員が荷物を届けるサービス。導入の目的は、「宅配ボックス不足解消による再配達削減」および「誤配や無理な詰め込み、空の状態での使用など宅配ボックスのトラブルの削減。

北海道では、降雪の影響により遅延や集荷・配送の停止が発生するケースが多く、「スマート置き配」導入は、利用者側だけでなく運送会社にとっても配送効率化が図れ、燃料費の負担軽減やCo2の削減にもつながる。

同社の滝沢潔社長は、「札幌エリアの賃貸住宅は投資用マンションの割合が多く、エントランスが狭い造りになっている物件が多いため、宅配ボックスが設置されていなかったり、設置するスペースがないことも。中でも北海道は雪の影響で実務的、コスト的労力が大きいエリアであり、再配達があらゆるコストを押し上げている。2024年問題が喫緊に差し迫る中、今後ますます、置き配は社会に必須の物流サービスになると確信している」とコメントしている。

 

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