センスウェイは4月6日、IoTセンサーによって屋内の温湿度やWBGT(暑さ指数)などの環境を可視化する環境可視化ソリューション「ワークプレイス・コネクト」をリリースしたと発表した。
<温度、湿度、照度を計測できるタイプ>
<温度、湿度、CO2濃度を計測できるタイプ>
「ワークプレイス・コネクト」は、簡単に貼って剥がせる、薄型で長寿命なセンサー。近年、従業員の健康増進を重視し、会社の生産性向上を目指す経営手法である健康経営に取り組む企業が増加し、作業者の体調管理が課題となっている。同サービスは、空調設備のない倉庫や、オフィスなどの屋内環境の可視化とアラート通知を行い、安全な労働環境を維持するため、環境データを一元管理するもの。
<アラート通知画面(イメージ)>
WBGT・温度・湿度・CO2・照度などの環境情報をリアルタイムでモニタリングし、可視化・分析することができる。異常が起きた際の対応を素早く行えるほか、IDを発行することで、複数の異なるユーザーが確認できる。
総務省消防庁の調査によると、職場の平均年齢の高齢化、人手不足が進行し、近年、労働災害のリスクが増加傾向にある。特に、空調設備のない倉庫や工場では熱中症のリスクが高まり、労災件数も50代以上の労働災害件数が特に多い状況となっている。また、熱中症の発生場所においては、実際は屋内が40%と高く、対策が求められる。
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